こんな疑問にお答えします。
- 集客コンサルタントって必要?
- 集客コンサルタントを使うメリット・デメリット
- 失敗しない集客をする方法
結論として、集客コンサルに「新規サービスや顧客創出のための集客」依頼すると集客に失敗します。
この記事を書いている僕は、集客や戦略をメインにコンサルティングを活動しています。
「え?じゃあ、なんで集客コンサルタントを否定するの」と思う方もいるかもしれませんが、集客のコンサルティングはそう簡単ではありません。その理由を詳しく解説していきます。
目次
集客コンサルタントは天才じゃない。
新規サービスや商材を利用してくれるユーザーを集めることを集客と言います。
集客といっても、「誰を集めるのか?」というのは人それぞれ異なります。それは以下の集客する層が、4つに分類されるからです。
- 見込み客(あなたのお客様になってくれそうな人)
- 新規客(あなたの商品をはじめて買ってくれる人)
- ファン(あなたの商品を繰り返し買ってくれる人)
- 休眠客(あなたの商品を買ってから休眠状態の人)
正直、どこの層を集めたいのかによってもコンサルの得意分野があります。そして何より、集客のノウハウが全ての業種・業界に通用するわけではありません。
オンライン・オフラインと集客方法は様々です。
集客コンサルタントは全てを万能にこなして、絶対的に集客を成功に導く出すことができるとは限らないため注意が必要です。
集客コンサルタントの仕事内容
例えば、サイト運用者が集客をする上で、悩んでいるフェーズを3段階に分けたとします。
- 何をしたらいいのか分からない状態
- 課題は明確だが解決策が分からない状態
- 自ら考えたアイデアや選択肢に不安がある状態
このようなとき、集客コンサルタントがそれぞれに導くゴールは以下のようになります。
- 課題点を伝えます
- 解決策を伝えます
- 着眼点や盲点を伝えます
これまでの知見やノウハウをもとに、解決策やアイディアの提示をすることで問題を解決に導いていきます。
それが実際に効果が出るかは実施してみないとわかりません。業界や業種が同じであれば、ある程度は効果が出るとみていいでしょう。
スタートアップの企業の経営者であれば、やらなければいけない最優先タスクが山ほどあるため自分の得意分野でない知識を集客コンサルに補ってもらうことで効率化を測ることができるでしょう。
コンサルの集客手法
- SEO・コンテンツマーケティング
- PPC広告(アドワーズ、Yahooプロモーション広告、Facebook広告、Twitter広告)
- LPO(LP改善)・HPO(ホームページ改善)
- オフライン集客法
集客コンサルタントが実施するのは、上記のような内容でしょう。それぞれに得意分野と集客したいサービスとマッチするかなども確認が必要です。
それ以外にも、計画立案からモチベーションアップなどを生業としている集客コンサルもありますが論外です。もし、それでやる気になったとしても集客コンサルに求められるのは「結果」なので、本当に効果が出るかをしっかりと見極める必要があります。
コンサルタントのイメージを悪くしているのはモチベーションや無理にマネジメントに入るコンサルで、結局コンサルに頼んでも効果が出なかったという人は見極めが足りなかったと反省しましょう。
集客を順調に行うための重要なポイントとは?
集客を効率よく行うために重要なことは、「仮説→行動」です。
これまで同業種の仕事をしたことがあるのであれば、ある程度集客方法は頭に入っているでしょう。仮説をしつつ、それに対して行動をすれば集客はうまくいきます。
たとえ失敗したとしても試行錯誤した回数だけ、結果が見えてきます。
100%成功する集客方法はないので、「仮説を立てて、行動しながら試行錯誤する力」が求められます。
一度の仮説が失敗しても新たな視点から仮説を立てて、検証する行動力が必要です。
仮説を立てて行動をするためには、経験が必要
業界・業種や集客のバックグラウンドや商材知識がないと、仮説を立てるのが非常に難しくなります。
商品企画やマーケティングの経験があることでユーザー(ペルソナ・ターゲット)の心理状態を考えながら「仮説→行動」ができるので、業界の知識が薄くても経験は集客をする上でのアドバンテージに繋がります。
集客コンサルは使うべき?
既に、集客の知識やバックグラウンドがあり、仮説を立てれる状態なら集客コンサルタントに依頼しなくてもいいでしょう。ただ、注意しなければいけないのがその仮説が一個人の意見になっていないかです。
自分が正しいと思っていても意外と第三者の声を聞いてみると思いがけない意見が飛び交うこともあります。
コンサルタントを利用するメリットとすれば、別の視点と経験則から仮説・検証・集客案を立案できるということです。
コンサルをつけることで「より精度の高い仮説をもとに、検証・行動ができる」ため効率アップすることができます。もし、仮にその仮説が当たらなくても違う視点でみて、試行錯誤することができます。
ビジネスを効率化させていきたいのであれば、集客コンサルを頼むのも一つの手段でしょう。
コンサルタントの選択は慎重に。
もしも、集客に苦戦してコンサルタントに依頼するのであれば以下の点を確認しましょう。
- コンサルの経験やこれまでのバックグラウンド
- 集客が得意な分野と手法
- コンサルの対応範囲
まずは、話を進めつつお互いが納得できる形で合意できるのが一番でしょう。
WinWinにならないと集客コンサル側も依頼側も意味がないので慎重に選びましょう。