ビットコインが使える店舗が日に日に増えていますね。
仮想通貨が生活に身近な決済手段として普及されていく中で、事業者向けにビットコイン決済に関して説明します。ビットコイン投資をしている人も知っていて損はないので参考にしてみて下さいね。
目次
ビットコイン決済とは?
ビットコイン決済とは、価格変動のあるビットコインのリアルタイムのレートに従い、ビットコインで商品やサービスが購入できる決済方法です。
ビットコイン決済の利用は、表示されるQRコードをスマホウォレットなどでスキャンしてビットコインを送付するだけで支払いは完了します。手数料や決済の早さから非常に便利な決済方法になっています。
ビットコイン決済サービスとは?
ビットコイン決済を簡易にできるように販売者(事業者側)に提供されているのが、ビットコイン決済サービスです。
ビットコイン決済サービスは、ビットコインの知識がなくても簡単に導入することができて、多くの利点があります。ビットコイン決済サービスの利用を検討している方向けにメリット・デメリットをまとめたので参考にしてみて下さい。
ビットコイン決済サービスのメリット
- ビットコインの知識がなくても手軽に導入可能
- 従来のクレジットカード決済等と比較して手数料率が低い
- ビットコインでの受取か円での受取か決めることができる
- 今後、普及されていく仮想通貨の決済を早く導入できる
ビットコイン決済のメリットとして、従来の決済よりも手数料率が低いことにあるでしょう。クレジットカード決済であれば、業種や店によって手数料が異なりますが3%〜5%程度が一般的です。
ビットコイン決済を導入すれば、手数料が約1%に抑えることができるので事業者側にはメリットが高いと言えます。また、販売者は売上を日本円で受け取ることが可能なので、価格変動の激しいビットコインのリスクを負わずに決済サービスの利用も可能なのです。
ビットコインの価値が安定していき、保有者が増えることを考えると現段階で導入を始めるのはメリットが高いと言えます。
ビットコイン決済サービスのデメリット
- ビットコイン利用者(決済)がまだまだ少ない。
- 価値が上がる可能性があるため、保有しておくというユーザーが多い。
正直、ビットコイン決済サービス導入のデメリットは販売者・事業者側には現段階ではそこまでありません。価格変動のリスクを保証してくれるビットコイン決済サービス事業者があったり、クレジットカード等の手数料よりも安いためかなりお得です。
ただ、まだまだ市場としてビットコインを保有しているユーザーが少なかったり、保有をしていても投資目的で決済では使わないユーザーがほとんどでしょう。
導入してすぐに利用する人が現れるとは限らないので、デメリットは利用者数ぐらいだと思います。
ビットコイン決済サービス国内4選
ビットコイン決済サービスを利用している国内の事業者をまとめました。初期費用や月額費用がほとんどかからずに導入できるとこがほとんどです。
ビットコイン決済サービスを検討している事業者は、以下の4社から選ぶことになるでしょう。
- coincheck payment
- bitWire SHOP
- Zaif Payment
- BITPoint
coincheck payment
ビットコインなどの仮想通貨の取引所を運営するcoincheck(コインチェック)が提供する決済サービス。
coincheck paymentは、初期費用・月額費用が0円でiOSデバイス(iPhone、iPad等)を保有していれば、実店舗でもすぐに導入ができます。
事業者側で掛かる費用は、決済手数料の1%だけなので導入リスクはゼロと安心して始めることができます。
10分間のレート固定で価格の変動にも左右されないので、これからビットコイン決済を始めたいという事業者にはぴったりです。
・銀座沼津港
・DMM.com
coincheckでビットコイン・アルトコインを保有しているユーザーも多いのでその点も個人的にはおすすめポイントです。
公式サイト:coincheck payment(コインチェックペイメント)
bitWire SHOP
国内取引所であるbitFlyer(ビットフライヤー)が運営・提供するbitWire SHOPはビットコイン決済を導入できる法人向けのサービス。
bitWire SHOPも、システム導入手数料は無料で決済手数料は約1%と安価な手数料で始めることができます。
・ビックカメラ
・聘珍樓(中華料理店)
bitWire SHOPも数多くの法人企業が導入しているビットコイン決済サービスです。審査等があるのですぐに導入はできませんが、安心して使える事業者の一つです。
GMO Payment
決済サービスとしても多くのサービスを運営しているGMOですが、GMOでもビットコイン決済が可能です。ただ、GMOのビットコイン決済はbitFlyerの法人アカウントが必須。
これまでGMOの決済サービスを利用していた方であれば、GMOのビットコイン決済を検討してみてもいいでしょう。
公式サイト:GMO Payment ビットコイン決済
Zaif Payment
国内仮想通貨取引所のZaifが運営する決済サービスZaif Payment。
Zaif Paymentでは、ビットコイン決済以外にも日本初の仮想通貨であるモナコインでの決済サービスも提供しています。
特徴として、API連携が可能なので既に運営しているECサイトなどのオンラインショッピングにビットコイン決済の組み込むことが可能です。商品購入に支払った仮想通貨は円に換え金して振込がされて、決済手数料もゼロ。
準備中のサービスも多いですが、Zaif Paymentも検討してみるのもいいでしょう。
公式サイト:Zaif Payment(ザイフペイメント)
BIT Point 仮想通貨店舗決済サービス
こちらもビットコインの仮想通貨取引所を運営するBIT Pointの決済サービス。
初期費用・月額費用0円で決済費用が1%で利用が可能。この料金価格が、ビットコイン決済のデフォルトの価格みたいですね。
普及が広まる決済システムを早くから導入してみるのはありでしょう。海外顧客のビットコイン利用も今後増えていくので利用率が増えるほど手数料率を下げれる事業者側としてはメリットが高いです。
公式サイト:BIT Point
ビットコイン決済サービス海外2選
参考までに、海外のビットコイン決済サービスをまとめてみました。
BitPay
決済サービス専門の事業者のBitPayです。決済サービス以外にもビットコインウォレットなども運営しており、ビットコインの決済に関わるサービスを幅広く運営しています。
公式サイト:BitPay
Coinbase
Coinbaseは個人向けのサービスとしてビットコインウォレットの提供をしており、法人向けでビットコイン決済サービスを提供しています。
公式サイト:Coinbase
BitPayとCoinbaseなどの海外事業者の決済サービスはドル建てになるため、ビットコイン決済の売上はドルで受け取ることになります。日本の事業者で、ドルを保有したい事業者以外は使うメリットはないでしょう。
世界的には、BitPayとCoinbaseが決済サービスのほとんどのシェアを占めています。
最後に
ビットコインの普及が広がり、ビットコイン保有者も増えてきています。
今後、ビットコイン投資から決済に使うユーザーも増えてくるでしょう。事業者側としてもビットコイン決済は手数料率を抑えることができるので、早い段階で導入してみるのはありでしょう。
参考にしてみて下さい。