Facebook広告を効果的に集客を行う3つのポイント【基礎知識】

今回は、個人ビジネスから起業の集客としても活用されるFacebook広告の効果的な活用方法について考えてみようと思います。

Facebookは、2,700万人ほどの国内ユーザーを誇る代表的なSNSで、日常生活の中で利用する人も多いでしょう。また、Instagramでも広告配信ができるメリットもあります。

本記事で、Facebook広告を有効活用するために少しでも参考になればと思います。

 

1.Facebook広告を効果的に活用!適切なターゲット設定。

Facebook広告は、細かいターゲット設定ができるメリットがあります。

Facebook広告について簡単に以下の記事でまとめています。

Facebook広告で集客!仕組みをわかりやすく簡単解説。

リスティング広告など他の広告媒体とは異なり、Facebookのログイン情報やプロフィール、閲覧履歴などをもとにユーザーの興味・関心から年齢・在住地などを判別することができます。

そのため、この得られるユーザー情報を活用できるかでFacebook広告の効果が断然異なります。

ペルソナ(ターゲットにしたい顧客像)を具体的に決めたり、既存の顧客の年代や興味・関心などが似ている類似のユーザーに対して、Facebook広告を配信していくことが非常に重要だといえます。

それでは、細かくターゲット設定の効果的な活用方法を見てみましょう。

プロフィールの活用

プロダクトやサービスの利用客や問合せやリスト(メールアドレス・SNSアカウント・LINE@登録)などの保有しているユーザーデータをもとに、ターゲット設定をしていきましょう。

Facebook広告配信の際は、年齢・性別・在住地・言語など細かい設定ができるため、プロフィールは活用すべきポイントの1つです。

ウェブサイト・Facebookページへの訪問履歴

Facebook広告では、ウェブサイトへの訪問履歴をもとにターゲット設定をすることも可能です。

ウェブサイトへの訪問の場合などは、ユーザーをトラッキングするため訪問期間を180日間まで設定することができます。リターゲティング広告なども、同様のことが言えますが180日前の訪問ユーザーからのコンバージョン(問合せやサービス購入)などは確率的に低いと言えます。

一般的には、直近30日間の訪問ユーザーに対してFacebook広告を配信することがおすすめです。

類似オーディエンス

ユーザー情報をもとに、細く設定したターゲット層に対して、類似しているユーザーをターゲットにする「類似オーディエンス」という機能があります。

「類似オーディエンス」の幅を大きくすればするほど、集客したターゲット層とは異なるユーザーにも広告が配信される可能性があるため、狭い範囲から設定することをおすすめします。

類似設定を0〜3%ぐらいの狭い範囲に設定すると効率良く、効果的にFacebook広告を配信ができます。その後、広告の効果を見ながら調整をして範囲を広げていくといいでしょう。

リーチ履歴によるターゲット設定

Facebook広告を初めて配信する場合は、特定のウェブサイトへの訪問履歴を対象としたターゲット設定やユーザープロフィールともとに設定を行いますが、一度Facebook広告を利用している場合は運用時のデータを活用することができます。

Facebook広告で獲得したデータをもとにターゲット設定が可能となるため、同様のサービスを広告で配信する際は活用しましょう。

例えば、広告の種類によって以下の情報などを活用することができます。

・Facebookページ「いいね獲得」の広告配信
「いいね」はしなかったけどFacebookページに訪れたユーザー

・顧客リストの獲得目的の広告
広告フォーム(LP誘導)までしたけど、お問い合わせまでしなかったユーザー

目的としているコンバージョンまで行かなかったが広告配信によって何らかのアクションを示したユーザーにリターゲティングという形で広告の再配信ができます。

一度コンバージョンをしていないユーザーのため、広告の設定画像や動画・文言など配信の仕方を工夫することで広告の効果を上げることができます。

様々なデータを活かして、適切なターゲット設定をすることでより効果的な集客効果を得ることが可能です。

2.目的に合った最適な広告を選定

Facebook広告では、様々な広告フォーマットを選択して広告配信が可能です。

一般的に、画像や動画などを活用した広告が目立ちますが、スライドショー広告やサービスに合わせた高い効果が見込めるフォーマットを選択することが配信の際に必要となってきます。

Facebook広告を配信する上で、おすすめする広告フォーマットは「リード広告」と「ダイナミック広告」です。

リード広告

マーケティング用語で、リードとは「見込み顧客の情報」のことを指します。

見込み顧客のユーザー情報である名前やメールアドレスなどの情報を取得することを目的とした広告をリード広告と言います。

主に、リード広告のコンバージョンとして設置されるのは以下になります。

・サービス等の申込
・レポートなどのダウンロード
・無料見積もり(メールアドレス等の取得)
・無料申込(面談や来客誘導)
・資料請求

幅広い範囲の中で、ユーザーを誘導してコンバージョン(成果地点)を決めることができます。

Facebook広告からLPなどの外部サイトへ誘導し、資料請求やサービスの申込をするパターンもあれば、外部サイトへ移動することなくレポートのダウンロード、見積り依頼、メルマガ登録などをさせることが可能です。

Facebook広告では、外部サイトへの誘導なしで成果地点まで到達させることができ、ユーザー情報である電話番号やメールアドレスなどの個人情報の取得ができます。

画像のように、リード広告で表示される画像・見出し・説明を設定し、取得したい個人情報を設定ができます。

リード広告のコンバージョン後にウェブサイトへの誘導も可能で、細かに設定ができます。

また、リード広告は個人情報取得の際に、自動的にFacebookに登録されている情報が反映されてくれたりとユーザービリティも高い点があります。Instagramにも同様に配信する場合は、Instagram上のフォームでコンバージョンを完結させることができます。

離脱率を限りなくく低くし、広告配信が可能なため効果的に活用したい広告です。

ダイナミック広告

ダイナミック広告とは、ユーザーのFacebook上でのアクションデータをもとに最適な広告配信をそれぞれのユーザーに対してカスタマイズされる広告配信です。

ダイナミック広告の場合は、複数の商品や製品、サービスなどがあり同時に広告配信をしたい人におすすめの広告配信で、事前に商品やサービス情報を広告と連動させておくことで、ユーザーの興味・関心のある商品やサービスを自動的に表示させてくれます。

ユーザーの興味・関心にピンポイントで広告配信ができるため効果的に集客することが可能です。

また、広告をワンクリックで商品概要ページや購入ページなどに遷移させることができるためユーザーがストレスなく購買体制に入ってくれるというメリットもあります。

広告配信のサイトに、EC系のサイトであればトッページにユーザーを誘導してそこからユーザーが関心のあるアイテムを自ら検索する必要性が合ったのに対して、ダイナミック広告ではユーザーに合わせたピンポイントな広告配信で関心のある商品やサービスをリーチさせることができます。

そのままユーザーが直ぐに購入などの動作に入れるため集客としては高い効果・コンバージョンを期待できます。

3.Facebook広告でもABテスト実施をしよう。

リード広告とダイナミック広告について説明をしましたが、最適な広告設定は集客したい商品やサービスによって異なります。

重要なことは、広告を配信することではなくて運用中の段階で広告配信の成果を分析し、常にアップグレードしていくことです。

ターゲットの分析、配信条件の分析も大事ですが、まずは広告のクリエイティブ効果を重点的に見ていくことで集客効果を向上させることができます。

検索をして情報を取得するユーザーに対して配信するリスティング広告とは異なり、Facebook広告は暇な時間でFacebookのタイムラインを閲覧しているユーザーが圧倒的多数です。

タイムラインの閲覧時は、友人の投稿やいいねをしたFacebookページの投稿などの情報を閲覧しているケースが多く、それと同時に広告が閲覧されるためいかにユーザーが広告に立ち止まり、目に止めてもらえるかが非常に重要な点です。

ABテストのクリエイティブ要素で主に実施をしていきたいのは以下の点です。

・画像(動画)分析
・見出しのテキスト
・テキスト(補足文章)

画像の分析は、シンプルに広告のイメージが連想される画像を選択するのか画像にサービス名やPRのテキストを織り交ぜるか、イメージモデル(人物画像)など一定の基準を決めた上で分析を行いましょう。

効果的な広告の分析を行う際のABテストは、1つずつ実施をしていきます。

画像の分析であれば、それ以外の見出しのテキストとテキスト(補足文章)などのその他の条件は同じ設定にしましょう。1つずつ効果の高いものを設定することで、最適な広告配信が可能になります。

このようなABテストは定期的に行うことで成長の早いインターネット市場で効果の高い配信を継続的に続けることが可能になります。

また、効果的な広告配信が可能になると1件あたりのコンバージョン単価を下げることができるため広告費用の削減にも繋がるためPDCAを回しながら分析をしていきましょう。

ABテストではパワーエディタを活用

広告運用の分析は、広告マネージャー以外にもパワーエディタを活用していくと分析が楽になります。

パワーエディタの大きなメリットは以下の点です。

・複数の広告を一括管理が可能。
・フィルター設定で、重要な広告のみ表示が可能。
・広告のパフォーマンス確認が可能。
・Excelの広告インポートやエクスポートが可能。

パワーエディタは、一度に複数のFacebook広告を作成ができて、広告の編集や複製など管理ができやすいというメリットがあります。

また、広告マネージャーでは利用できないExcelのインポートやエクスポートは便利な点といえます。

分析の点で言うと、キャンペーンや広告セット、広告ごとに指定した条件を分析が可能なので数値比較をして反応率の高い広告の分析が非常に楽です。

広告配信結果を分析・改善。

実際にFacebook広告の分析をするにあたり、注目していきたいポイントは以下の3つです。

  1. CTR(クリック率)
  2. CVR(コンバージョン率)
  3. コスト単価(顧客単価)

1つずつ簡単に説明していきます。

分析するにあたり知っておきたい専門用語

これだけは覚えよう!Facebook広告を活用するための専門用語。

1.CTR(クリック率)の確認

CTR(クリック率)が低い場合は、タイムライン上に表示はされているが他の投稿に埋もれてしまっている可能性が非常に高いです。

Facebookを利用している時に、興味のない投稿はどんどんスクロールしていくと思うのですが、配信している広告も気づかれずにスルーされているということです。

この場合は、ユーザーの目にとまる広告配信が出来ていないということが推測できるため画像や動画などの広告クリエイティブ要素を変更・改善しましょう。

広告フォーマットを変更し、画像の変更や動画やカルーセル広告、スライドショー広告に切り替えるなどの反応率が高いと思われるフォーマットに切り替えることも手です。

それ以外にも、そもそもターゲット設定が最適化されておらず、広告配信しているサービスに興味・関心を持っていないユーザーに対して広告配信がされている場合もあるため改善が必要です。

クリック率最適化の手順

  1. クリエイティブ要素の改善
  2. ターゲット設定の見直しと改善

2.CVR(コンバージョン率)の確認

クリック率の改善の後に、注目したいのがCVR(コンバージョン率)です。

広告配信がクリックはされているけど、コンバージョン(成果地点への到達)がない場合もあります。

CVRを改善するためには、以下のポイントを抑えておく必要があります。

コンバージョン率最適化の手順

  1. 成果地点の設置は適切化(ユーザー心理を考える)
  2. 外部サイトへの誘導の場合、サイト内で魅力的に宣伝ができているか
  3. 外部サイトの読み込み速度の確認
  4. ユーザビリティを考えたサイト構成か

CVRが低いということは、クリックされた後の外部サイトのLP(ランディングページ)やウェブサイトでサービスの魅力を最大限に伝えられていないことが可能性として挙げられるため外部サイトの修正やFacebook広告配信内容との乖離を見直す必要があります。

リード広告を活用している場合で、メールアドレスや電話番号の取得がコンバージョンであれば、個人情報を入力するのに抵抗があるなどのユーザーの心理も考えられます。

この場合は、コンバージョンポイント(成果地点)を変更するなどの改善も視野に入れておくといいでしょう。

 

コンバージョン率を向上させるには、いかにユーザーがストレスなくお問い合わせや商品購入などの動作に入れるかやユーザー心理を考えた魅力的に商品の宣伝が出来ているかを見直す必要があります。

CVRの改善は、Facebook広告の最適化以外にも配信によってはウェブサイトの解析・分析も必要となってきます。

ウェブサイトの最適化もできればFacebook以外の宣伝の際にも活用できるのでしっかりと改善をしましょう。

3.コスト単価(顧客単価)

広告配信で重要視する点と言えば、費用対効果だと思います。

Facebook広告で、コンバージョンは出ているが1件あたりのコンバージョンには見合わない広告予算が使われていたら配信方法の最適化か他の媒体の利用も検討せざる負えないでしょう。

広告単価を極める要素の1つに、「関連度スコア」というものがあります。これはターゲットの興味・関心と広告の関連度が高ければ高いほど配信されている広告が評価されるという仕組みです。

「関連度スコア」には、高い評価が配信している広告に付けば、コストが抑えられるというメリットがあります。

ターゲットの興味・関心の関連度以外にも誘導先のページや広告配信目的の商品・サービスの関連度もスコアに影響されます。

コスト単価を抑えるにあたり、大切なことはターゲットを意識して広告クリエイティブを作成し、配信広告の内容とコンバージョンをする上でのリンク先などを統一性を持たせることが改善ポイントになります。

コスト単価改善のポイント

・広告クリエイティブ要素の見直しと改善
・ターゲット設定の見直し
・リンク先情報の見直しと広告との関連性

まとめ

今回は、Facebook広告を効果的に活用するための抑えておきたいポイントを3つ解説していきました。

これからFacebook広告の運用を始めようと考えている人は、まずはこの3つのポイントは覚えて、実際に注意しながら運用をしてみましょう。

特に、ウェブマーケティングで重要なのは継続した分析と改善が非常に大切です。分析と改善を繰り返しながら効果的にFacebook広告を活用していきましょう。