【知らなきゃ後悔する】留学する意味がある人と無意味な人

なんとなく留学をしようと考えているけど、悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

留学は、お金も時間もかかるので簡単に行けるものではありません。そんな中で、「留学をする!」とは決めたものの意味のある留学にできるか不安ですよね。

留学をする目的の一つに、「英語を話せるようになりたい」というのは多いと思いますが、なんとなくの留学では意味のある留学生活にはなりません。

これまで留学前の方を留学カウンセラーとして相談を受けてきましたが、自身の経験も踏まえて意味のある留学にするために知っておくべきことをまとめました。

留学する意味がない人

留学をする目的は人それぞれですが、以下のような理由で留学に行こうと思っている人は多いのではないでしょうか。

  • 英語を話せるようになりたい
  • 現地の人と友達になりたい・国際交流をしたい
  • やりたいことを見つけたい

英語を話せるようになりたい。

大半の人が留学する理由の一つに、英語が話せるようになりたいという人も多いと思います。

ただ、「留学に行けば、英語が伸びる」というのは間違い。

僕も留学に行けば英語が伸びると思っていた人の一人ですが、そんなことはありませんでした。

留学に行っても基礎英語力がなければ、いくら英語のレッスンを受けても効果的に定着に繋がりませんし、ただ海外で生活しているだけでは英語は伸びません。

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以下の記事でも詳しくまとめています。

留学前のおすすめ英語勉強法【留学に行けば英語が伸びるは間違い】

それに加えて、英語を学ぶだけなら英会話スクールに通ったりオンライン英会話に通って真面目に勉強すれば留学をしなくても英語は上達できます。

「英語を話せるようになりたい。」という理由だけなら意味のある留学生活にできない可能性があります。

現地の人と友達になりたい・国際交流をしたい

留学する目的の中で、「現地の人と友達になりたい」「国際交流をしたい」という人も多いと思います。学生含めてこれが留学目的として持っている人は過半数いるでしょう。

ただ、海外に旅行・観光に行ったことがある人ならわかると思いますが、現地の人と友達になったり、国際交流が理由なのであれば旅行でも可能です。

観光で現地の人と友達になる方法を以下に挙げてみましたが、様々な方法があります。

  • とりあえず外国人に話しかけてみる(難易度高)
  • 外国人がいるバーやクラブに行く(難易度高)
  • Tinderでひたすら会える人を探す(難易度中)
  • カウチサーフィンを利用する(難易度低)
  • Meet Upで国際交流イベントに参加する(難易度低)

国によりますが、親日の国やある程度英語でコミュニケーションを取ることができる人であれば現地の人と仲良くなることも可能。もちろん、安全面なども考えると少し難易度高めではあります。

それ以外にも、アメリカ発のマッチングアプリの「Tinderは半径◯以内にいる人」と行った感じで交流の機会を持てるのですぐに外国人と交流ができます。

カウチサーフィンは、外国人旅行者に宿泊場所を提供してくれる人を探せるサイトでこれならすぐに現地の人と交流を持てます。

1対1ではちょっと不安とかあるなら、国際交流イベントを探せるMeet Upを使えばすぐに興味・関心のあるイベントに参加するなんてこともできますね。

上記に挙げたのは、海外旅行時に使えば国際交流なんてすぐにできますし、日本でも同じようなことって簡単にできるので「現地の人と友達になりたい」であれば留学である必要はありません。

海外留学でやりたいことを見つけたい

海外留学を行く理由に、自分の選択肢を広げるためにこれからやりたいことを見つける期間にしたいという人もいます。

ただ、日本から飛び出して海外留学に行ったとしてもそう簡単にやりたいことは簡単に見つからないということです。

それこそ、日本で過ごしてきたやりたいことを見つからなかった人が、環境を変えたからっと行って半年や1年の期間でそれを見つけることは難易度高すぎだと個人的には思います。

もちろん、僕は留学大賛成派なので「新しい環境で生活をしてみる」「日本で出来ない体験をする」ことはとても価値のあることです。

ただ、「海外留学でやりたいことを見つける」のが目的なのであれば、そう簡単ではないことは知ってくべきです。それだけが、留学の目的なのであればもう一度自分の留学に関して考えてみたほうが良いかなと思います。

それでも海外に行ったほうが良い。留学に行く意味

本当に留学に行く意味があるのかを考えて欲しい人について例を挙げてみましたが、僕は10代で海外に出て留学を経験しましたが、行ってよかったと心から言うことができます。

ただ、留学前に少しでも英語を学ぶ意味を考えたり、なぜ留学をするのかを考えておけば良かったなと思うことは少なからずあります。

自信の経験からこれから留学を行く人に知っておいて欲しいことをまとめました。

英語を話せるようになった後のことを考えてみる

英語を話せるようになるのが留学目的の人に知って欲しいのが、英語はあくまでコミュニケーションツールでしかないということです。

英語を話すことは、「話せるようになって翻訳者になりたい」「グローバルで活躍できるキャリアを作りたい」などの何かしらの目標を達成するための通過点でしかありません。

まだ目標がない人でも自分の可能性を広げるために英語を学ぶに行くはずです。

それなのに英語を話すことが目標になっている人が非常に多いなと感じます。

そんな人は、「英語を話して何をしたいのか?」これを今一度考えてみた方が良いと思います。

AIが発達している中で将来的には「英語を話せること=価値」という現代の考え方はすぐに無くなります。スマホと連携して、即座に翻訳できるツールも販売が開始されていますし、Googleも翻訳イヤホンをリリースしています。

将来的にはITの発達で、誰でも翻訳ツールを使って外国人とコミュニケーションが取れるようになる世界ができてくるはずです。

目標を達成するためのツールとして英語を捉えることで、何がしたいのかを考える機会にもなります。もしかしたら、翻訳ツールで事足りる人もいるかもしれません。

もちろん目標は変わるものなので、固執する必要がありませんが、留学前にしっかりと英語を学ぶ意味を考えておきましょう。

英語+付加価値となる経験をする

海外留学をする上で、英語以外にも何を学ぶかをしっかりと考えてみるべきです。

日本では世界的にまだまだ遅れを取っていますが、義務教育での英語が一般的になってきましたし、子供の時から英語を学ばせる親も増えてきました。英語以外にもプログラミング教育なんかも始まってきていますし、英語+他のスキルを持つ人が今後増えていきます。

英語が話せることだけでは、意味がありません。

英語を学びながら、ITスキルを学べる留学も増えてきました。国によって異なりますが、スペシャリストとして専門分野を学ぶコースなんかもプログラムとして用意されているものもあります。

スキルだけではなく、海外に行けばボランティアやその国でしか体験できないことは数多くあります。

語学留学で英語を学んできたことに加えて、価値となる経験やスキル習得をすることは今後海外留学に行く上で非常に大切なことだと思います。

僕は、テニス留学という形で英語とは違う留学もしましたし、海外インターンとしての経験もあります。それも留学をした人があまりやっていないことなので、今の仕事や考え方にも非常に影響の受けた価値のあることだったなと感じています。

何かを掴み取る留学として行動する

やりたいことを見つける留学で、海外に出て見つかればそれはラッキーなことです。

ただ、それはそう簡単には見つかるものではなく、訪れたこともない国・生活したことない地でそれを求めるのは、難易度高めなことだと個人的には思います。

なので、「やりたいことを見つける」のではなく、「何かを掴み取る留学」として行った方が気楽でいろんなことに挑戦できます。

まずは、

  • 留学に行って行動してみる。
  • その国の観光地も訪れて、ローカルな場所にも行ってみる。
  • 現地の人しか食べないようなものも食べてみる。
  • 初めてを経験する。

これに答えはないですが、経験できることは経験して行動することを辞めなければ、何かこの先に役立つ経験ができるはずです。

もしも、それが意味のないことでも意味がないと知れただけで価値があると個人的には思います。何かを始めるきっかけとなる留学になればそれは価値のある時間だと思います。

もし、それでも海外に行ってやりたいことが見つからなくても海外から日本を見てみることで、「日本がやっぱり良い」となるかもしれません。「他の国にも行って見たい」という考えになることもあるでしょう。

とりあえず、留学をしようという考えよりも、何かを掴み取る留学ができるように行動してみると良いかなと思います。

留学は、時間とお金の投資。留学する意味は考えておくべき

留学をするということは、時間とお金の投資です。

目標をしっかり決めなければ、留学は無意味ということはないと思いますが、「なぜ海外留学に行くのか?」というのは考えておくべきだと思います。

考えてみた結果、海外旅行でも解決できるのであれば旅行で海外に行くのでも全然ありだと思います。

なんとなく留学に行くより、自分の可能性を広げる留学生活をすることで自ずと次のステップが見えてくるはずです。

おすすめ代理店

留学をする際は、現地のことをよく知る留学代理店の利用がおすすめです。語学カウンセラーが相談に乗ってくれるので、まずは情報収集も兼ねてお問い合わせしてみましょう。

留学おすすめ代理店:世界32カ国から探せる語学留学予約サイトSchool With

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